惜敗の柏原明日架は無念の表情。終盤の巻き返しで地元ファンを沸かせたが・・・
惜敗の柏原明日架 終盤に見せた粘りが初Vに続く
◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 最終日 (26日)◇UMKCC(宮崎県)◇6484yd(パー72) 首位タイからの逆転負けで2打差の3位の柏原明日架は「悔しいけどいい経験になった」とサバサバと振り返った。宮崎県出身の21歳は、地元で初優勝を狙っていたが勝ち取ることができなかった。ただ、V戦線から離脱しかけた終盤で巻き返したことは「成長した部分」と胸を張った。 後半に入り、10番(パー5)、14番と2つ落として迎えた15番から連続バーディを奪って2打差を追った最終18番(パー5)。左ラフから残り60ydの3打目。58度のウェッジを振り切ると、ボールはピンを目掛けて飛び出した。カップの上1mにつけると、グリーンを囲んだギャラリーから大歓声が上がった。バーディパットは決められなかったが、「狙ったショットだった」と、最終ホールで地元ファンを沸かすことができたのもうれしかった。 「今後も試合をこなす中でチャンスは来ると思う」。プロ3年目。今季開幕戦(5位)に続き、生涯6回目のトップ5入りした柏原は、また一つ優勝への階段を上った。(宮崎市/林洋平)
惜敗の柏原明日架は無念の表情。終盤の巻き返しで地元ファンを沸かせたが・・・