ブラジル代表の公開練習に13,000人のサポーターが詰めかける!
チッチことアデノール・レオナルド・バッチ監督率いるブラジル代表は、オフを1日挟み、サンパウロのモルンビスタジアムにて公開練習を実施した。 代表組織は、慈善事業団体に譲渡される予定の1キロの保存食品と引き換えに公開練習をサポーターたちが楽しめるように取りはからった。このはからいに同サポーターたちは拍手喝采。 また、別の意味で拍手が練習場に響いた。それはチッチ代表監督に就任して以来、不敗神話が未だ継続中であるためだ。 ブラジル代表は直近の予選7試合ですべて白星を飾。30ポイントで2位ウルグアイに7ポイント差をつけ、首位を独走している。 ブラジル代表は予選最終戦までは5試合を残すものの、28日にエスタディオ・アレナ・コリンシアス(サンパウロ)で行われるパラグアイ戦に勝利すれば、同組の他チームの結果によって、ロシアへの切符を当確にできる 公開練習でネイマールは、サポーターたちから受けた拍手喝采に感謝の意を込め、モルンビスタジアムにおいてドリブルやポストバーを意図的に狙ったシュートを披露するなど、サービス精神旺盛だった。また、他の代表選手達との笑い話を含め、観客たちを大いに賑わせた。 警備員をかわしてピッチ内に侵入した1人の子供が、代表選手に駆け寄り写真を撮るというアクシデントがあった。警備員により保護された子どもは、上機嫌な様子だった。 残念なことは公開練習自体が、パラグアイ戦で採用する戦術に関するヒントを与えるものでもなかったことだ。サポーター達にとって面白みに欠けるものとなった。 公開練習後半には、サン・サンパウロに所属するユース選手達によって構成されている控えの選手たちと練習試合を行った。ブラジル代表はパラグアイとの決戦を前に2度の練習機会を残す。 1度目のトレーニングは3月26日、取材関係者立ち入りの下、行われる。2度目は3月27日に同スタジアムにおいて、15分のみ取材可能という条件の中、行われる。 チッチ監督は、一試合出場停止処分となっているSBダニエウ・アウヴェスの代役については明言を避けている。 情報では、ファグナーが同選手に代わり出場するではないかと見込まれている。 同様に今回が最後のフォーメーション修正の機会になった可能性も高い。 パラグアイ戦のブラジル代表予想スタメンは以下の通り GKアリソン DFファグナー DFミランダ DFマルキーニョス DFマルセロ MFカゼミロ MFパウリーニョ MFレナト・アウグスト MFフィリッペ・コウティーニョ FWネイマール FWロベルト・フィルミーニョ