ステフィン・カリー、コンディションに問題がなければ2019年のW杯、2020年の東京五輪に参加へ
リオ大会は不参加だったカリーとレブロンの共演が実現? 2017年を迎え、東京オリンピックが開催される2020年まであと3年あまり。東京オリンピック出場について今からコメントするNBA選手が徐々に出てきた。そんな中、NBAのトップスター選手であるステフィン・カリーも日本での五輪出場に意欲を見せている。 カリーは『FIBA.com』に対し、「ワールドカップ(2019年)に出場したいと思っているし、自分が健康な状態で候補にも入れるのなら東京オリンピックにも出たい」と語った。 2016年夏、カリーはリオ五輪に出場したアメリカ代表最終候補に入っていたが、2016年のプレーオフで痛めたヒザと足首の治療を優先するため泣く泣く辞退している。当時の決断について聞かれたカリーは、「プレーしないことが最善の選択だった。NBAの新たなシーズンに向けて健康な状態を取り戻すことが大事だった」と言う。 それでもアメリカは圧倒的な強さで五輪での3連覇を達成したのだが、そのラインナップを見るとネームバリュー的に『少々残念』だった部分は少なからずある。カリーだけでなく、レブロン・ジェームズ、カワイ・レナード、クリス・ポール、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック、ブレイク・グリフィンといったビッグネームも揃って出場を辞退していたのだ。 チームUSAはデューク大の名将マイク・シャシェフスキーからスパーズのグレッグ・ポポビッチにヘッドコーチが代わり、NBAの今シーズンが終わったタイミングで新たなスタートを切る。 レブロン・ジェームズも、「尊敬するポポビッチから要請があれば」という表現で東京オリンピックへの出場について前向き。ウェストブルック、ハーデン、ポールまでチームに加わるとなれば、ガードだけでも熾烈な競争になるのは間違いないが、ポポビッチのチームでレブロンとカリーを含む『オールスター選手』の共演が実現すれば、ファンからすれば文字通り『ドリームチーム』の誕生となる。
写真=Getty Images