(左から)フェデラー、デル=ポトロ
フェデラー デルポ下し16強
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、第4シードのR・フェデラー(スイス)が第29シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 6-4のストレートで下し、大会3年ぶりのベスト16進出を果たした。 この日、フェデラーは昨年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で銀メダルを獲得したデル=ポトロとの激しいラリー戦を制して的確にチャンスをものにし、トータルでデル=ポトロに1度もブレークを許さずに勝利を手にした。 両者が対戦するのは今回が通算21度目。2013年のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)以来 約3年4カ月ぶりの顔合わせで、フェデラーはデル=ポトロとの対戦成績を16勝5敗とした。 4回戦では、第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは、同日の4回戦で第22シードのS・クエリー(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。 世界ランク6位のフェデラーは、過去のマイアミ・オープンで2005・2006年に優勝しており、2015・2016年は欠場。2014年は準々決勝で錦織圭に逆転で敗れた。 前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では1セットも落とさない完璧な戦いを披露し、N・ジョコビッチ(セルビア)に並ぶ大会最多5度目の優勝を果たした。
(左から)フェデラー、デル=ポトロ