2017年1月場所で初優勝を飾り横綱に昇進した稀勢の里は、昇進後に迎える初の大会となる日本大相撲トーナメント第41回大会に出場した。初戦となった2回戦で宝富士に勝利すると、勢との一番にも寄り切りで勝利。続く臥牙丸も寄り切って準決勝に進出した。その準決勝で関脇の玉鷲を押し出して決勝まで勝ち上がった。貴ノ岩との決勝では、一時苦しい体勢となったが最後は突き落として勝利。1月場所に続き、大相撲トーナメントでも初優勝を飾った。

 白鵬、鶴竜の残る2人の横綱は初戦の2回戦で敗退してしまった。

【稀勢の里】稀勢の里寛(きせのさと・ゆたか)。1986年7月3日に兵庫県芦屋市に生まれ、2歳のときに茨城県へ。中学卒業と同時に鳴戸部屋へ入門した。2014年11月場所に18歳と3ヶ月という若さで新入幕を果たす。2011年11月場所を前にして師匠の鳴戸親方が亡くなったが、10勝5敗の成績で大関への昇進を決めた。2016年には年間最多勝を受賞するが、史上初となる優勝のない年間最多勝力士となった。2017年1月場所で悲願の初優勝を飾り横綱へ昇進した。

VictorySportsNews編集部

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