パラグアイ代表相手にネイマールは未だ無得点
ネイマールは、ミッドフィルダーのパウリーニョと共にチームを牽引。アウェーのウルグアイ代表戦で素晴らしいプレーを見せた。 1―4の勝利によって、ブラジル代表は2018FIFAロシアワールドカップ出場に一歩近づいた。 そのネイマールは、パラグアイ代表戦が行われるアレーナ・デ・サンパウロ(SCコリンチャンス・パウリスタのホームスタジアム)のファンの前でゴールを決めたいところだ。じつはネイマール、パラグアイ代表とベネズエラ代表では未だ無得点。対パラグアイ戦には特別なモチベーションを持って挑むことだろう。 ネイマールはブラジル代表ですでに51得点を記録。55得点のロマーリオ(ブラジル代表の得点ランキング3位、2位はロナウドの62得点、1位はペレの77得点)まで、後4得点と迫っているが、その彼がパラグアイ代表にゴールを決めたことがないのは奇妙なことだ。 パラグアイ代表はロシアワールドカップへの出場枠を争うために、直接本大会に出場できる4位以内のブラジルに対し引き分け、または勝利を得るために全力を尽くしてくるだろう。 チキ・アルセことパラグアイ代表フランシスコ・アルセ監督のチームは、勝ち点18の7位。チリ代表とエクアドル代表(共に20ポイント)とは2ポイント差で、コロンビア代表(21ポイントで4位)とは3ポイント差となっている。 ブラジル代表チッチ監督率いるブラジル代表は7連勝しており、数字上ワールドカップ出場を果たす可能性は確定的だ。 ウルグアイ代表には7ポイント、アルゼンチン代表には8ポイント、コロンビア代表には9ポイント、エクアドル代表とチリ代表には10ポイント差を付けている。 今節が終われば、残り4節(12ポイント)を残すことになるので、パラグアイ代表に勝利し、エクアドル代表とチリ代表が負けることになれば、ワールドカップ出場が決定する。 ダニエウ・アウヴェスが出場停止 チッチ監督は、モンテビデオで大量得点を決めたブラジル代表で、一つ変更を余儀なくされる。今回の南米予選において初の出場停止となっているダニエウ・アウヴェスの代わりに、SCコリンチャンス・パウリスタのファグネルが出場するとされている。セビージャFCのマリアーノが数日前にチームに合流したので、彼にも出場の可能性はある。 マルキーニョスは、良い結果を出しながらもブラジル代表は集中して慎重に臨むべきだと言う。「チッチは地に足をつけることを好む監督で、勝つためには謙虚であり、相手に敬意を持つことが大事」と話した。パラグアイ戦には、「不可能なことはない」と警告している。 プレビュー ブラジル代表対パラグアイ代表のスターティングメンバーは以下の通り ブラジル代表 アリソン・ベッカー ファグネル ミランダ マルキーニョス マルセロ・ヴィエイラ・ダ・シウヴァ・ジュニオル カゼミーロ パウリーニョ レナト・アウグスト フェリペ・コウチーニョ ロベルト・フィルミーノ ネイマール パラグアイ代表 アントニー・シルバ ブルーノ・バルデス パウロ・ダ・シルバ マルコス・カセレス ジュニオール・アロンソ クリスティアン・リベーロス フアン・ロドリゴ・ロハス ビクトル・カセレス デルリス・ゴンサレス セシリオ・ドミンゲス ダリオ・レスカノ