メッシは高地ラパスが苦手
アルゼンチン代表は、同予選第13節でチリ代表に1―0で勝利。順位を3位に上げた。 残された5試合で本大会出場権をウルグアイ、コロンビア、チリ、エクアドル、パラグアイと直接争う。 3月28日に敵地ラパスでボリビア代表と戦うが、メッシはラパスでの試合を苦手にしており、出場した過去5試合を2分3敗と、まだ1度も勝利していない。 なお、ディエゴ・マラドーナ監督時の2010ワールドカップ南アフリカ大会南米予選第12節には1―6で大敗している。 アルゼンチン代表エドガルド・バウサ監督は、チリ戦での累積イエローカードで出場できないマスチェラーノ、その他にもゴンサロ・イグアイン、ニコラス・オタメンディ、ルーカス・ビリアと負傷者など合わせ計6名を欠き、ボリビア戦での起用選手やシステム変更を余儀なくされており、キャプテンであるメッシに全てを託す。 ボリビア戦では、いつもと異なり4―4―1―1のフォーメーションが使われ、ファクンド・ロンカリア、マテオ・ムサッキオ、ラミロ・フネス・モリ、マルコス・ロホの最終ライン、中盤は右にエンソ・ペレス、ダブルピボーテにギド・ピサーロとエベル・バネガ、左にアンヘル・ディ・マリア、トップ下にメッシを置き、ワントップにルーカス・プラットが起用される予定である。 メッシ潰しに2人のMFを起用 ボリビア代表マウリシオ・ソリア監督は、メッシのマークに2人のミッドフィールダーを付けると予想され、現在、コパ・リベルタドーレスを戦っている地元ザ・ストロンゲスト(ボリビア1部)の司令塔ことラウール・カストロと、ディエゴ・ワヤルが起用される予定である。 ワールドカップ南米予選第13節を終え、ボリビア代表は勝ち点7で9位と低迷しているが、高地ラパスでの試合は、アルゼンチン代表に相当の苦しさを与えるだろう。