NBA選手に求められる『インターネットとの上手な付き合い』、デイミアン・リラードは「ネットは信用できない」と発言
スター選手のスキャンダルにも発展しかねない難しい問題 NBAのグローバル化が進んでいる要因の一つには、間違いなくソーシャルメディアの成長と流行がある。アメリカ国内で活躍するNBA選手の多くは、SNSを通じて海外のファンと交流し、ファン層を拡大。各国のメディアもまた、ソーシャルメディアの利便性を生かし、アメリカ国内の選手情報、試合結果などをリアルタイムで世界に発信している。 ただ、いくら便利なツールであっても、ひとたび使い方を誤れば大きな被害に遭うことを頭に入れておかなければならない。昨今、エンタテインメントの世界における『情報流出』の大半がSNSを通じてのもの。どういうわけか、個人間でやり取りされたダイレクトメッセージの内容が、メディアに漏れるケースも少なくない。 世界中から注目されているNBAだからこそ、選手たちにも『インターネットとの上手な付き合い』が求められている。トレイルブレイザーズのスター選手デイミアン・リラードは、NBAで活躍する以外にもラッパーとしての顔を持ち、『Dame D.O.L.L.A』の名称でアルバムもリリースしているため、SNSをプロモーションに利用することも多い。Instagraで340万人、Twitterで100万人以上のフォロワーを持つリラードは、特にインターネット上での行動に注意する必要があると『Blazers.com』に語った。 リラードは「例えば『Snapchat』に投稿した動画は保存できないと言うけど、実際には保存されてしまっている」と言う。 「Instagramでダイレクトメッセージを送っても、それをスクリーンショットで保存できるからね。僕はメールであっても気をつけているよ。自分自身で気をつけなきゃダメだ。InstagramもTwitterも、Snapchatも、インターネット上のサービスということを理解しないと。俺はネットは信用していないから」
写真=Getty Images