西岡へエールを送ったキリオス
キリオス 手術の西岡へエール
男子テニスで世界ランク16位のN・キリオス(オーストラリア)が31日に自身のツイッターで、左脚の前十字靭帯断裂により4月に手術を受けることを明かした世界ランク58位の西岡良仁へ向けて「とても残念。強くいろよ、君はこれまでにないくらい良くなって戻ってくる。早く回復することを祈っているよ」と、エールを送った。 21歳の同世代である西岡とキリオスは、昨年8月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)準決勝で1度だけ対戦しており、その時はキリオスがフルセットで勝利した。 西岡は、現在行われているマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)2回戦でJ・ソック(アメリカ)と対戦中、ボールを追いかけた際に逆方向へ切り替えそうとして左膝を負傷。トレーナーの治療を受けてプレーを続行するも、その直後に棄権となった。 西岡は、31日に自身のツイッターで「選手に戻るためには手術が必須なので4月4日に手術を受けることになりました。今現在ではいつ試合に戻れるかは分かりません。調子の良い時期だったので悔しいですけど、まずはこの怪我を治す事だけに集中します」と綴り、直後に英語でも報告した。 キリオスは、同日に行われたマイアミ・オープン準々決勝で19歳のA・ズベレフ(ドイツ)との激闘を6-4, 6-7 (9-11), 6-3のフルセットで制し、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。続く準決勝では第4シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。
西岡へエールを送ったキリオス