線審へ激怒したキリオス
線審へ文句、怒りをあらわ
男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は３０日、シングルス準々決勝が行われ、第１６シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）を6-4, 6-7 (9-11), 6-3のフルセットで下して２年連続のベスト４進出を果たした第１２シードのＮ・キリオス（オーストラリア）は、試合中に線審へ激怒した。 この日、第１セットを先取したキリオスは第２セットで３本のマッチポイントを握ったが、このチャンスを活かすことが出来ず、セットカウント１－１に追いつかれる。 迎えたファイナルセットの第６ゲーム、１ポイント目でズベレフのロブに対してキリオスは股抜きショットを打ったが、ロブはアウトと判断してチャレンジを要求。そして、判定はアウトだった。 ポイントはキリオスが獲得したが、線審へ「しっかりラインを見てくれ」というジェスチャーを見せた。 その後、このゲームをブレークしたキリオスだったが苛立ちはおさまらず、第７ゲームに入る前にも線審へ文句を口にし、怒りをあらわにした。 準決勝では、第４シードのＲ・フェデラー（スイス）と対戦する。 両者は今回が２度目で、２０１５年のムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）２回戦ではキリオスが逆転で勝利。今年のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）準々決勝でも対戦する予定だったが、キリオスが食中毒で棄権した。
線審へ激怒したキリオス
