大会初Vに王手をかけたナダル
ナダル快勝、 大会初Vに王手
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク40位のF・フォニュイーニ(イタリア)を6-1, 7-5のストレートで下して3年ぶり5度目の決勝進出を果たし、大会初優勝に王手をかけた。 第1セット、フォニュイーニのミスを誘い出したナダルが第4ゲームでブレークに成功。ストロークで主導権を握ったナダルがポイントを先行し、第6ゲームで再びフォニュイーニのサービスゲームを破ってこのセットを先取。 続く第2セットは、両者サービスキープが続く展開に。しかし、少ないチャンスをものにしたナダルが第11ゲームでブレークに成功すると、続く第12ゲームで危なげなくサービスをキープし、1時間30分で勝利した。 決勝では、第4シードのR・フェデラー(スイス)と第12シードのN・キリオス(オーストラリア)の勝者と対戦する。 今大会、ナダルは初戦の2回戦でD・セラ(イスラエル)、3回戦で第26シードのP・コールシュライバー(ドイツ)、4回戦でN・マウー(フランス)、準々決勝で第13シードのJ・ソック(アメリカ)を破って準決勝まで駒を進めていた。 過去のマイアミ・オープンで4度決勝進出を果たしているナダルだが、未だタイトルを獲得できておらず、大会初優勝を狙う。 一方、敗れたフォニュイーニは、準々決勝で第2シードの錦織圭を下して大会初のベスト4進出を果たしていたが、マスターズ初の決勝進出とはならなかった。
大会初Vに王手をかけたナダル