フェデラーとナダル 再び激突
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのR・フェデラー(スイス)と第5シードのR・ナダル(スペイン)が決勝進出を果たし、通算37度目の黄金カードが日本時間3日の午前2時(現地2日の13時)に実現する。 この日、フェデラーは第12シードのN・キリオス(オーストラリア)、ナダルは世界ランク40位のF・フォニュイーニ(イタリア)を破り、決勝へ駒を進めた。 フェデラーとナダルは今年だけでも3度目の激突で、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝とBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)4回戦でフェデラーの2連勝。 通算ではナダルが23勝13敗、マイアミでも2勝1敗と勝ち越している。 近年はA・マレー(英国)とN・ジョコビッチ(セルビア)が男子テニス界の2トップに君臨していたが、今年からその流れが一変。膝の怪我から完全復活を遂げたフェデラーと手首の故障を乗り越えたナダルの2人が、再び力を見せつけている。 2人のライバル対決は13年前の2004年、このマイアミから始まった。 最初に対戦したマイアミ3回戦ではナダルがフェデラーにストレート勝ち。その翌年には同大会の決勝(5セットマッチ)で対戦し、フェデラーが2セットダウンからの大逆転勝利をおさめて優勝した。 【フェデラーvsナダル マイアミOP戦績】 <2011年> 準決勝 ナダル 6-3, 6-2 フェデラー <2005年> 決勝 フェデラー 2-6, 6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 6-3, 6-1 ナダル <2004年> 3回戦 ナダル 6-3, 6-3 フェデラー
BNPパリバ時のナダルとフェデラー