フェデラー4位 錦織は7位へ
男子テニスの3日付ATP世界ランキングが発表され、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で11年ぶり3度目の優勝を果たしたR・フェデラー(スイス)が前回から1,000ポイント加算され、2つ上げて4位へ浮上。2016年8月29日の7位以来 約7カ月ぶりにトップ5へ返り咲いた。 昨年、元王者のフェデラーは膝の故障でウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降の大会を全て欠場。世界ランキングは2002年の10月以来14年ぶりにトップ10から転落し、今年1月には17位まで順位を落としていた。 しかし、今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝し、3位のS・ワウリンカ(スイス)との差を480ポイントまで縮めている。 また、マイアミ・オープンで準優勝のR・ナダル(スペイン)は、前回から2つ上げ5位へ浮上。M・ラオニッチ(カナダ)は1つ下げ6位、錦織圭は3つ下げ7位へ後退した。 4月3日付の男子ATP世界ランキングは以下の通り。 ※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント ■1位[ - ]…A・マレー(英国) 11,960ポイント(12,005ポイント) ■2位[ - ]…N・ジョコビッチ(セルビア) 7,915ポイント(8,915ポイント) ■3位[ - ]…S・ワウリンカ 5,785ポイント(5,705ポイント) ■4位[ +2 ]…R・フェデラー 5,305ポイント(4,305ポイント) ■5位[ +2 ]…R・ナダル 4,735ポイント(4,145ポイント) ■6位[ -1 ]…M・ラオニッチ 4,345ポイント(4,480ポイント) ■7位[ -3 ]…錦織圭 4,310ポイント(4,730ポイント) ■8位[ +1 ]…M・チリッチ(クロアチア) 3,385ポイント(3,420ポイント) ■9位[ -1 ]…D・ティエム(オーストリア) 3,385ポイント(3,465ポイント) ■10位[ - ]…JW・ツォンガ(フランス) 3,265ポイント(3,310ポイント)
マイアミOP優勝のフェデラー