ネイマールが100ゴールを達成!
執筆者 Gabriel Sans 3月12日に行われたリーガ第27節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦、ネイマールは体調不良により招集外。同選手は続く翌週のバレンシア戦でフル出場を果たすも得点に絡めなかった。 4月1日に行われたグラナダ戦、ネイマールは後半ロスタイムに待望のゴールを決め、バルサでの通算100ゴールを達成した。バルサで活躍したブラジル人の中では、リバウドの130ゴール、エバリストの105ゴールに次ぐ3番目の記録となる。 ネイマールは公式戦177試合で100ゴールの大台に到達。その内訳は国内リーグ64得点、チャンピオンズリーグ(CL)21得点、国王杯14得点、スペイン・スーパーカップ1得点となっている。その期間に9個ものタイトルを獲得している。 100ゴールを更に詳しく分析していくと、流れの中でのゴールが83回、PKでのゴールが12回、そして直接FKでのゴールが5回。また71ゴールを右足、23ゴールを左足、そして残りの6ゴールをヘディングでフィニッシュしており、2016―17シーズンについては直接FKからのゴールが突出している。 更に、92ゴールをペナルティーエリア内で記録しており、ネイマールの驚異的なゴールへの嗅覚が明らかになる。シュートコースについては、左側(GKから見て右側)に46ゴール、右側(GKから見て左側)に30ゴールを決めるなど、左サイドを主戦場としつつも状況によって左右打ち分けていることが分かる。またネイマールは、爆発的なスピードがさらに効果的となる後半最後の15分で26ゴールともっとも多くの得点を記録している。 そしてネイマールの記録を語る上で忘れられないのが、前線でトリオを組むレオ・メッシとルイス・スアレスの存在だ。 ネイマールの100ゴールの内、40ゴールがメッシのアシスト、20ゴールがスアレスのアシストから生まれていることを考えれば疑いの余地はない。 一方で最も多くネイマールの餌食となったスペイン国内のチームはそれぞれ8ゴールを献上したアスレティック・ビルバオとビジャレアル。国外のチームではパリ・サンジェルマン(PSG)が最多の7失点を喫している。なおバルサがPSGに6-1で勝利し歴史的大逆転を成し遂げたCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグ(第2戦)でネイマールは2得点を記録している。 最後にネイマールは100ゴール以外にも55アシストも記録しており、その内訳は21回(38%)がメッシ、15回(27.2%)がスアレスへのアシストとなっている。