A・マドリードの勢いが止まらない
執筆者 Javier G. Gómara ラ・ロサレダ(マラガCFのホームスタジアム)でA・マドリードが勝利(0―2)した。セビージャFCはホームのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで、スポルティング・デ・ヒホンと引き分け4位となった。 A・マドリードの逆転劇はたった4節の間に起きた。合計12ポイントを懸けた戦いにおいて、A・マドリードはセビージャより9ポイント多く獲得。A・マドリードが勝ち点58で3位となっているのは、直接対決そして全体のゴールアベレージでリードしているからである。セビージャはホームでA・マドリードに1―0と勝利。A・マドリードはホームでの第2戦を3―1で勝利した。 まだ9節が残っているが、A・マドリードが上昇傾向にあるのに対して、セビージャは下降傾向にある。 シメオネ監督率いるA・マドリードは、2月26日から負け知らずで、最後に負けたのはビセンテ・カルデロン(A・マドリードのホームスタジアム)でのバルサ戦だった。サンパオリ監督率いるセビージャは、ホームでアスレティック・ビルバオに勝利して以来、1カ月以上勝ち点3を獲得していない。 日程を見ると、A・マドリードはレアル・ソシエダ、ビジャレアルCF、アスレティック・ビルバオをホームに迎え、4月8日にはサンティアゴ・ベルナベウ(R・マドリードのホームスタジアム)でダービーを戦う。その一方でセビージャFCは、アウェーでのバルサ、R・マドリード、バレンシアCFとの試合を残している。 今節の結果はA・マドリードを有利にするものとなり、セビージャFCが躓いただけでない。レアル・ソシエダはホームのアノエタでCDレガネスに引き分け、ビジャレアルCFはSDエイバルに負けていた。