池田勇太&谷原秀人はマスターズ後も米ツアー 国内初戦は前年賞金1位&2位を欠く
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(3日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72) 6日(木)開幕のメジャー今季初戦「マスターズ」に出場する池田勇太と谷原秀人が、次週の米ツアー「RBCヘリテージ」(サウスカロライナ州ハーバータウンGL)への出場エントリーをした。同週に開催の日本ツアーの国内初戦「東建ホームメイトカップ」は昨年度の賞金ランキング1位、2位の選手を欠くことになった。 両選手は、大会が設けている世界ランキング50位以内の資格で「RBCヘリテージ」に出場。池田は、現在の42位をキープし続ければ、5月のビッグトーナメント「ザ・プレーヤーズ選手権」、「ディーン&デルーカ招待」の出場権も手にできる。国内ツアーの大会との兼ね合いで、試合を選んでいくことになりそうだ。 谷原は、2月に豪州での欧亜共催試合「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」出場時に今季の欧州ツアーへのメンバー登録を完了。2週前に世界6大ツアーによる世界選手権シリーズ「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」で4位に入ったことで、現在欧州のポイントレース(レース・トゥ・ドバイ)で5位につけている。 すでに5月28日(木)からの欧州のフラッグシップイベント「BMW PGA選手権」(イングランド・ウェントワースC)への参戦を決断。また、谷原によれば4月末にダブルス戦で行われる米ツアー「チューリッヒクラシック」(ルイジアナ州TPCルイジアナ)について、松山英樹とコンビを組む可能性も浮上している。 池田、谷原にとってマスターズでの戦いは、世界への扉をさらに開くための試合にもなりそうだ。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)
池田勇太は開幕3日前にジェイソン・デイらと練習ラウンドを行った