ジョエル・エンビードが坊主頭のフェイク写真を投稿、エイプリルフール・ジョークでファンとメディアを驚かす
『新世代のシャック』はSNSを活用するエンターテイナー セブンティシクサーズは今シーズンも東カンファレンス下位でシーズンを終えるが、先行きは明るい。 今シーズンの新人王候補にも挙がっているジョエル・エンビード、ダリオ・サリッチに加えて、2016年のドラフト全体1位指名を受けたスーパールーキーのベン・シモンズが万全のコンディションで2017-18シーズン開幕を迎える予定だからだ。 シモンズとともに新チームの礎を担うエンビードは、現役NBA選手の中でもソーシャルメディアを上手に使う選手として知られている。4月1日、エンビードのジョークに多くのフォロワー、メディアが引っかかってしまった。 エンビードはInstagramに坊主頭の写真に「なんだってこんな髪型にしてしまったのか。『頭がおかしくなった』と思われるね。馬鹿なことをしたよ」というメッセージを加えて投稿。 I'M SO STUPID FOR CUTTING MY HAIR LIKE WTF IS WRONG WITH ME.... HUGE L #LookTooYoung Joel "The Process" Embiidさん(@joelembiid)がシェアした投稿 - 2017 4月 1 6:04午後 PDT 4月1日ということもあり、大半が『エイプリル・フール』の冗談だろうと考えたのだが、足のケガでNBAデビューまでに2年を要したことで定着したニックネーム『The Process』にちなみ、『Back to the start of the process』(復帰に向けたプロセスに回帰)という思わせぶりなコメントに引っかかったファンも少なくなかった。 しかし数時間後には、見慣れたショートドレッドヘアーの画像に「エイプリルフールだよ」というお茶目なメッセージを付けて再び投稿。 APRIL FOOLS ha Joel "The Process" Embiidさん(@joelembiid)がシェアした投稿 - 2017 4月 2 5:33午後 PDT 大半が冗談と分かってはいたものの、ファンの中には本気で信じていたというコメントも見られるなど、エンビードは『役者』ぶりを発揮。実質1年目の今シーズンは31試合の出場に終わったものの、平均25.4分の出場で得点(20.2)とリバウンド(7.8)でルーキーとしてはトップの成績を残している。 強面の風貌とは異なりジョーク好きで、コミカルな一面も持つため、ファン人気も高い。昨年バスケットボール殿堂入りを果たしたシャキール・オニールのように、プレーでは他チームを震え上がらせ、コート外では一流のエンターティナーとして活躍する選手にになるかもしれない。
写真=Getty Images