ジダン監督、4日間で2度も監督続行をにごす
そして4月8日、ジダン監督はR・マドリード対アトレティコ・マドリードのダービー前の記者会見で、自身の進退は未定と発言。クラブ関係者をも驚かせた。 「このままR・マドリードの監督を続行するかって? どうするかはまだ決めていない。今は目の前にある試合にだけ集中し、今シーズン(2016―17)残っている試合の準備をしている。R・マドリードの監督であることがどういう意味であるか、いい面でも悪い面でも良く分かっている。今までも、これから先も、自分がR・マドリードの監督である以上、次回の試合の話ししかしない。興味があるのは明日の試合だけ、それ以外の事は何が起こるか分からない」と述べた。 ジダン監督はR・マドリードの監督継続をにごすコメントで騒動を引き起こしたのはこれで2度目。 4月5日、ブタルケで行われた対レガネス戦前にラジオ『セル』のインタビューで、このままR・マドリードの監督を継続していくかと質問されたがその答えが曖昧だった。その時の対話がこちらだ。 ―サッカー界は非常に変わりやすいですが、ジダン監督がこのままR・マドリードの監督としてこれから何年も継続していくと思います。その中でイスコがこのまま監督と共にR・マドリードでプレーして行くと思いますか? ジダン監督 私がこれからもR・マドリードを継続すると言うが、それは私にも、ましてやあなたにも分からない事だ。 ―監督は継続されるように思えますが…。イスコとR・マドリードの契約が残り1年ですが、イスコの契約が延長され、このまま一緒にR・マドリードに残りプレーできるかという質問だったのですが? ジダン監督 まずは私自身の近い将来がどうなるかだ。イスコはR・マドリードの選手でとても良いプレーをしている。イスコがR・マドリードの選手でとても喜んでいるという事以外は何も言えない。イスコについての私の意見はご存知の通り、R・マドリードにとってとても重要で、このままR・マドリードでプレーを続けてほしいと思う。 ジダン監督はここ4日以内に、2度も今後R・マドリードの監督としての続投をにごす発言をした。