アレックス・カルボネル、FCB Escolaからバルサトップ昇格を果たす
執筆者 Ángel Pérez ルイス・エンリケ監督は、バルサのカンテラの若手選手に賭け、色々な選手たちに機会を与えている。 最近昇格したカルレス・アレニャに続き、アレックス・カルボネルにもリーガ第31節にベンチ入りが決まり、トップチームでプレーをする機会が来た。 カタルーニャ州バルセロナのベジャテラ出身のMFカルボネルは、スーペルコパ・デ・カタルーニャとスペイン国王杯で既にトップチームでのプレーは経験済。 同試合では素晴らしいパフォーマンスで良い後味を残したが、今回のラ・ロサレダで行われる対マラガ戦が期待に応えられる瞬間になるだろう。 FCバルセロナスクールからトップチームに昇格した選手は、カルボネルで3人目となった。カルボネルは、カンテラ時代に2年ほど、バルセロナにあるUEコルネジャというサッカークラブで経験値を上げるためにプレーをしていた事がある。 当時は右SBでプレーしていたが、バルサカンテラのカデーテ(15〜16歳)でプレーをする頃には、MFにポジションを変え現在バルサのトップチームでプレーするまでに至る。 バルサスクールから昇格した残り2人はマルティ・リベロラとセルジ・サンペールだ。リベロラに至ってはチャンピオンズリーグで11分出場しトップチームで最高の体験をした。 サンペールは、『ムンド・デポルティーボ』のインタビューで、バルサで活躍することを夢見ていると話してくれた。現在はグラナダCFにレンタル移籍中。 だが、このまま順調に行けば将来のバルサのMFレギュラーメンバーになる事もそう遠くはないだろう。 バルサBのジェラール・ロペス監督の元で2016―17シーズン、目を見張るプレーをしたカルボネルの昇格で、バルサトップチームの監督、コーチ陣がカンテラの選手達のプレーを見過ごしていない事が確認できたのではないだろうか。