17歳がドーピングで2年間の出場禁止
17歳ドーピング 再審でも有罪
国際テニス連盟のITFは13日、17歳のA・アラショフ(カザフスタン)にアンチドーピングプログラム違反で2年間の出場禁止処分を2016年9月30日付で下した。 カザフスタン出身のアラショフは、2016年7月にスペインで行われたITFプロサーキットの大会期間中にドーピング検査のための尿サンプルを提出した。 サンプルはカナダ・モントリオールにある世界アンチ・ドーピング機構に送られて検査され、結果は陽性。尿にメルドニウムを含んでいることが判明した。メルドニウムはM・シャラポワ(ロシア)の出場禁止処分の理由と同じ物質である。 2016年9月20日に、アラショフは抗議書を提出し、再審を求めた。しかし、再審は2017年2月10日に行われ、審判は原告と被告の両者から証拠の提出と主張を受け取ったが、アラショフは再びアンチドーピング違反に触れたという判決が下された。 その結果、アラショフは2016年9月30日から2年間の出場禁止処分を受けることとなった。また、2016年の尿サンプルを提出したスペインでのITFプロサーキットの大会での試合結果は取り消しとなり、賞金も没収処分となった。
17歳がドーピングで2年間の出場禁止