全豪OP時のジョコビッチ
ジョコ 練習相手がドーピング
16日に開幕が迫っている男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)。世界ランク1位のA・マレー(英国)や同2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は現地ですでに練習を数日行なっている。 そんな世界トップ2と現地で一緒に写真を撮った少年の人生が、まさかの展開を迎えることになった。 カザフスタン出身である17歳のA・アラショフは、自身のインスタグラムのアカウントにジョコビッチとクレーコートの上で練習した後らしきツーショットをあげ、続いてマレーと大会会場で一緒に撮った写真を投稿した。 しかし、写真をあげた翌日の4月14日にアラショフはITFから再び出場停止処分を言い渡された。 2016年7月に出場したITFプロサーキットの大会期間中にドーピング検査を受け、M・シャラポワ(ロシア)も検出されたメルドニウムという物質が尿から検出され、2年間の出場停止処分となった。 その後、抗議書を提出し2017年2月に再審を受けたが、ITFの判決は覆ることはなく、再び2016年9月30日付で2年間の出場停止処分が下ることになった。 モンテカルロでジョコビッチ、マレーと写真を撮った少年・アラショフのテニス界復帰は、早くても2018年9月30日以降となった。 尚、アラショフのインスタグラムのアカウントはすでに14日に削除されている。
全豪OP時のジョコビッチ