旋風を起こすか? 好調のツアールーキー星野陸也がニヤリ
◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 事前(19日)◇千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)◇7130yd(パー71) 先週の国内開幕戦は、初日に首位発進を決めながら、終わってみれば29位。昨年のQTでトップ通過を果たした注目の星野陸也は、荒れたショットに「もったいなかった」と悔しさをにじませた。 先週、今週とバッグを担ぐ杉澤伸章キャディは「逆にあれだけ曲がって、あの順位はすごい」と、逆説的にそのポテンシャルを評価するが、「体が上手く回っていなかった」というのが本人的な反省点。今週月曜日はラウンドせずに整体などで体のメンテナンスを行い、火曜日は9ホールのラウンド後に約40分間プールで泳いで筋肉の調子を整えた。「それで、だいぶ良くなって来ましたね」。 ここ千葉CC梅郷Cは、日本大学在学中に「20ラウンド以上はした」というよく知るコース。「大学のときはほとんどアンダーで回っていた」と自然に頬が緩むほどの好印象がある。加えて今週はアジアンツアーとの共同主管大会でもある。「(連続トップ10入りを果たした)シンガポール、ミャンマーに戻ったみたいで楽しいです」と、前週とは異なる会場の雰囲気にテンションも上がり気味だ。 だからこそ、「普通に、いつも通りに、あまり力まずにやりたい」というのが今週の課題。「(他の選手を)意識すると力が入っちゃうので、自分に集中していきたい。あまり周りを見ずに、自分のゴルフとコースマネジメントに集中したい」。週末まではぐっと頭を下げてプレーしていく。(千葉県野田市/今岡涼太)
14ホール中、1Wを握るのは約6ホール。今週はマネジメントがキーとなる 小鯛竜也と並んでアプローチ練習をする星野陸也