バルサBリーグ制覇!
執筆者 Ferran Martínez バルサBがホームでリーグ優勝 バルサBがセグンダ・ディビシオンBのグループ3で優勝を果たした。 チームはリーグ戦15節から首位に立ち続け、リーグ中1度も「プレーオフ」圏内から出ることはなかった。 ジェラール・ロペス監督率いるバルサBは、CEロスピタレットに試合終了2分前の失点で引き分けに持ち込まれ、優勝を逃がしていた。今回はホームゲームで2回目の優勝のチャンスをものにした。 試合は後半まで決まらなかった。バルサBの先制ゴールが早すぎたのだ。矛盾しているように思えるかもしれないが、1―0のあとバルサBは勢いを弱めた。ゴールは右サイドからパレンシアが上げたセンタリングシュートを、マルク・カルドナが体を投げ出し、つま先でボールを触りゴールに押し込んだ。その後、少しずつリズムやスピード感が落ちていった。 エル・プラットは3回のセットプレーやGKアルベルト・バロのミスでほぼボールがゴールに流れ込みそうになる場面もあり、引き分けに持ち込める可能性もあった。 バルサBはなかなか決定的なチャンスをつくることができなかった。正面からのジェラール・グンバウやアルベルト・ペレアのシュートがあったが、ゴールには結びつかなかった。 決定打となった後半 ハーフタイムのあと、バルサBは試合を決定付けた。後半に獲得したペナルティーは、グンバウが蹴ったがトニに足で止められた。 後半14分にペレアが2―0とする見事なフリーキックを決めた。右足から放たれたボールはバーに当たり、GKが為すすべなくゴールの隅に吸い込まれた。 2ゴール目によってバルサBが落ち着いてプレーをするようになった。ジェラール監督はジョルディ・エムボウラと、2016―17シーズンにバルサBデビューを果たした5人目のフベニール(U―19)の選手であるウリオル・ブスケツを交代で投入した。 バルサBは主審が試合終了のホイッスルを吹くのを待ち、15年ぶりのリーガ優勝を果たした。 タイトルに加え、昇格をするためのプレーオフの権利を獲得した。