厳しい戦いが続く石川遼は上位進出なるか
公傷のポイント不利変更 石川遼はそれでも厳しく…
◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 事前(3日)◇イーグルポイントGC(ノースカロライナ州)◇7396yd(パー72) 石川遼は今季、昨年2月の腰のケガにより、公傷制度の適用を受けて米PGAツアーの出場資格を得ている。参戦できるのは今大会を含め、残り7試合。この間に一定のフェデックスカップポイント(pt)を獲得しないと、その後の試合には出場できない。 具体的には、昨季に獲得した55ptと今季の合計で、昨季のポイントランク125位だったノ・スンヨルの454pt以上の結果が必要となる。現時点で、あと218pt。ツアーが1日、公傷制度を利用する選手に不利と指摘された規定を変更したため、262ptから減少したが、厳しい状況に変わりはない。 単純計算すると、最低でも7試合すべてで40位前後に入る必要がある。上位でのフィニッシュは必須だ。 石川は開幕前日の3日、4時間の練習をした。「(グリーンの)速さよりも硬さが気になる。ここまで硬いのは今季で一番かもしれない」と警戒しつつ、「ショットは振れているので、あとはコースでどれだけ出せるかだと思う」と明日からの戦いを見据えた。(ノースカロライナ州ウィルミントン/林洋平)
厳しい戦いが続く石川遼は上位進出なるか