超ミニスカで日本デビュー アン・シネ「ドキドキした」
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 初日(4日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6670yd(パー72) 初日としてツアー史上最多のギャラリーが訪れた日に、日本デビューを果たしたアン・シネ(韓国)。母国でも常に注目を集める選手だが、「たくさん緊張したし、ドキドキした」と、ティからグリーンまでの両サイドを埋め尽くしたギャラリーには、さすがに圧倒された様子。「ルーキーになった気分でプレーした」と、3オーバー53位となった初日を振り返った。 白いシャツにタイトな黒の超ミニスカート。編み込んだ髪の毛に赤いリボンをつけて登場した。アディダス製のウェアだけでなく、ピンク地に黒い3本線が入ったキャディバッグも、アン・シネモデルの限定品だ。 1Wショットは比較的安定していたものの、序盤はフェアウェイからの2打目をトップしたり、アプローチをミスしたり、3パットを献上したりと、細かなミスがボギーとなった。バーディは17番(パー5)の1つだけ。「全体的にブレが生じた」と、悔しそうに唇を突き出した。 そのアンが感動したのは、日本のギャラリーだ。「グリーンからティまで移動するたびにずっと拍手が絶えなくて“ありがとうございました”という言葉を1000回くらい言いたい気分」と頭を下げた。「もうひとつびっくりしたのが、ギャラリーの方がカメラで写真を撮っているような様子が1回もなかったこと。感動しました」と言うと、「ギャラリーのマナーがすごくいいです」。日本語で付け加えた。 超ミニスカートには、日本女子プロゴルフ協会の関係者も「良いと思うけど、ちょっと短すぎるわね」と困惑気味。それでも“ゴルフメーカーが作るゴルフウェア”というのが協会の定めるドレスコードで、もちろんルールにのっとった着こなしだ。 「きのうの夜は緊張してうまく眠れなかった。いまは正直ちょっと気分が楽になりました。あすから本格的にスコアを出したい」と語ったアン。週末のチケットを持つギャラリーの思いは届くか?(茨城県つくばみらい市/今岡涼太)
非公式ながら、ツアー史上最短記録を更新したスカート丈 観ている方がドキドキです。