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サポーターから異なる視線を受ける2人のエース
執筆者 Fernando Polo バルサのメッシを賞賛し、R・マドリードのC・ロナウドをこき下ろすことを目的としている訳ではない。事実、2人とも正真正銘の「クラック(名手)」であり、そのことはこれまで残してきた功績がはっきりと証明している。 しかし片方が崇拝の対象として溺愛されている反面、もう片方はサンチャゴ・ベルナベウ(R・マドリードの本拠地)で最高のパフォーマンスを披露したにもかかわらず、試合の直後にサポーターへ野次を飛ばさないように懇願するなど、両者の間には目を引くほどの違いが存在する。これは紛れもない事実であり、メディアのつくり話などではない。 メッシがバルサで通算500ゴールを成し遂げ、C・ロナウドもR・マドリードですでに通算400ゴールを達成している。それほどの貢献をしていながらもサポーターから容赦ない野次を飛ばされてしまう現実に、本人はしっかりと目を向けるべきであろう。 自分がゴールできないからといって腹を立て、チームメートのゴールを祝福せず、パスが来ないとあからさまに不機嫌な表情を見せ、チームメートのミスを公に批判するなどの身勝手な態度、さらに一部のメディアによって暴露された1億5,000万ユーロ(約186億円)の脱税疑惑など、一連の行動は周囲の印象を悪くするだけなのである。 サポーターの目は決して節穴ではないのだ。