ベスト8へ駒を進めたブシャール
シャラポワ撃破後は相手棄権
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)は10日、シングルス3回戦が行われ、2回戦でM・シャラポワ(ロシア)との因縁対決を制した世界ランク60位のE・ブシャール(カナダ)は第1シードのA・ケルバー(ドイツ)の途中棄権により、ベスト8へ駒を進めた。 今年は6大会で初戦敗退など苦しい時期を送っていたブシャールは、今大会の1回戦でA・コルネ(フランス)を下すと、2回戦では2014年のムチュア・マドリッド・オープンを制したシャラポワにフルセットで勝利。さらに、この日はケルバーの途中棄権により労せず8強入りとなった。 準々決勝では、第8シードのS・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。 その他のシード勢では第3シードのS・ハレプ(ルーマニア)、第14シードのK・ムラデノヴィック(フランス)もベスト8進出を果たした。 日本勢では土居美咲がS・キルスチャ(ルーマニア)と対戦したが、5-7, 6-3, 1-6のフルセットで敗れて3回戦で力尽きた。
ベスト8へ駒を進めたブシャール