会見で北朝鮮がミサイルを発射した際の対応について言及する倉本昌弘PGA会長
北朝鮮ミサイル発射なら競技中断 日本プロ日清カップ
◇国内メジャー第2戦◇日本プロ日清カップ 初日(11日)◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇7217yd(パー72) 日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は10日、大会期間中に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合に備え、選手やギャラリーが速やかに避難させるための対策を講じていると明かした。 弾道ミサイルが日本に落下する可能性があるときに活用される全国瞬時警報システム(Jアラート)が発動され次第、各組に帯同するスコアリング担当者へ避難命令を通知。プレーを即座に中断し、選手を車両やカートに乗せて、クラブハウスへ避難させる。 ギャラリーには18番に設置された電光掲示板や拡声器で知らせ、カート庫や茶屋、近隣ホテルの地下駐車場などへ誘導する。 政府の指針では、第一報が入り次第「近くの頑丈な建物や地下に避難」し、近くに適当な建物がない場合は「物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る」と定めている。
会見で北朝鮮がミサイルを発射した際の対応について言及する倉本昌弘PGA会長