棄権した第6シードの錦織圭
錦織 ジョコビッチ戦を棄権
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は12日に公式ツイッターで、第6シードの錦織圭が第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)とのシングルス準々決勝を右手首の負傷を理由に棄権したことを発表した。 2勝11敗とジョコビッチに大きく負け越している錦織は、2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝以来の勝利をあげることは出来なかった。 世界ランク8位の錦織は、初戦の2回戦でD・シュワルツマン(アルゼンチン)に苦戦するも右手首の怪我からの復帰戦を白星で飾り、3回戦では元世界ランク3位のD・フェレール(スペイン)をストレートで破り、5年連続のベスト8進出を果たしていた。 ムチュア・マドリッド・オープンでは2014年に準優勝を飾り、2015・2016年は2年連続でベスト4へ進出した。 一方、戦わずしてベスト4進出を果たしたジョコビッチは準決勝で、第4シードのR・ナダル(スペイン)と第9シードのD・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
棄権した第6シードの錦織圭