手首の痛みが再発し棄権の錦織
錦織 右手首「酷くなった」
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は12日、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)とのシングルス準々決勝を右手首の負傷を理由に棄権した第6シードの錦織圭が自身の公式アプリ「KEI NISHIKORI」を更新し「前回の試合から手首の状態が酷くなってしまい、残念ながらプレーするには十分ではなかった」と綴った。 世界ランク8位の錦織は、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で右手首を負傷。続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)でも怪我が完治せず欠場し、約1カ月半ぶり今大会に臨んでいたが、痛みが再発して無念の棄権となった。 最後に「数日間休んで、次のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に向けて準備することを目標にやっていきます」と錦織。 2勝11敗とジョコビッチに大きく負け越している錦織は、2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準決勝以来の勝利をあげることは出来なかった。 一方、思わぬ形でベスト4へ駒を進めたジョコビッチは準決勝で、第4シードのR・ナダル(スペイン)と第9シードのD・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
手首の痛みが再発し棄権の錦織