準々決勝を棄権した錦織圭
錦織 棄権の理由、次週は?
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は12日に公式ツイッターで、第6シードの錦織圭の会見模様を公開した。 この日、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)とのシングルス準々決勝を予定していた錦織は、右手首の負傷を理由に棄権を発表し「大会を欠場するのは常にタフな決断で、特に今大会のようなビッグ・ステージではより一層のこと。」と心境を述べた。 3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で負った右手首の不安を抱える中、5年連続ベスト8進出を果たした錦織は「それでも数週間前より、手首は良くなってきていることに嬉しく思っている。ここでも簡単な相手ではない選手と2試合をすることが出来た」と手応えを得ていた。 次週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の出場については「怪我は徐々に回復しているから、これからの数日は前向きに考えたい。今後も出来る限りの努力をして、来週の大会に出場出来るようにしたい」とコメントした。 BNLイタリア国際に第7シードで出場予定の錦織は、初戦の2回戦で世界ランク30位のD・フェレール(スペイン)と同38位のF・ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。 シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、準々決勝で第2シードのジョコビッチか第15シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する組み合わせ。
準々決勝を棄権した錦織圭