V2王手 決勝は好調の23歳
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー）は１２日、シングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第３シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）が世界ランク２２位のＡ・セバストバ（ラトビア）を6-2, 6-3のストレートで下して決勝進出を果たし、２連覇へ王手をかけた。 この日、ハレプは４本のダブルフォルトを犯したが、９度のブレークチャンスから５度のブレークに成功し、１時間１３分で勝利した。 決勝では、第１４シードのＫ・ムラデノヴィック（フランス）と対戦する。ムラデノヴィックは準決勝で第８シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破っての勝ち上がり。 決勝で対戦する両者は今回が５度目の対戦で、ハレプの１勝３敗。 ２３歳のムラデノヴィックは今年２月のサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー（ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTAプレミア）でツアー初優勝。その後はアビエルト・メキシコ・テルセル（メキシコ/アカプルコ、ハード、WTA インターナショナル）とポルシェ・テニス・グランプリ（ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA プレミア）で準優勝を飾っている。
2連覇へ王手をかけたハレプ