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スペイン日刊紙、メッシ侮辱で慰謝料
『ソナチネ』と題された記事の中で、メッシのことを「ナンドロロン」と呼び中傷した今回の事件は、判決に従い64,590ユーロ(約800万円)の賠償金が被告側からメッシに支払われることとなった。 ウッシア記者が書いた記事には、メッシに「ナンドロロン」というニックネームを付けて、「ナンドロロンは悲しそうだ、どうしたんだナンドロロン?」、「せっかく前髪を格好良くセットしてもらったのに…」「調子が悪く、活力も落ちている」などと書かれていたもの。 ナンドロロンとは、メッシの発育を助けたステロイド剤の一種だ。メッシがユースのころ「成長ホルモンの分泌異常で身長が伸びない」と診断を受けたが、メッシの才能を見込んだバルセロナが治療費を負担して投薬治療が可能となり、現在の身長を手に入れるまでに至った。 最高裁はバルセロナ地方裁判所の一審で出された見解を是認し、メッシ側の告訴を認めた。同選手を中傷した記事は侮辱罪と見なされ、マウエンダ代表とウッシア記者は損害賠償金の支払いを命じられた。 メッシはこの賠償金を『国境なき医師団』に全額寄付する。