錦織にエールを送ったジョコビッチ
錦織棄権にジョコがエール
男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は13日に自身の公式ツイッターを更新し、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準々決勝を右手首の負傷により棄権した錦織圭に「早い回復とローマで会えることを祈っている」とエールを送った。 3月末のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で右手首を負傷した錦織は、約1カ月半ぶりの実戦となったムチュア・マドリッド・オープンでタフな組み合わせから5年連続のベスト8進出を果たした。 しかし、ジョコビッチとの準々決勝は痛みが再発して無念の棄権となった。 ディフェンディングチャンピオンのジョコビッチは「(棄権の)決断は簡単ではなかっただろうけれど、健康が優先」と錦織を気遣った。 ここ数カ月、不振のジョコビッチは、今大会の開幕直前にチーム解散を発表。初戦から苦戦するも2年連続のベスト4進出を果たし、準決勝では第4シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。 両者は今回が通算50度目の対戦で、ジョコビッチの26勝23敗。ジョコビッチがナダルに敗れたのは2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝が最後で、現在7連勝中。 ジョコビッチとナダルの準決勝は、日本時間13日の23時(現地13日の16時)以降に開始予定。
錦織にエールを送ったジョコビッチ