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課題山積みながら編成責任者不在でオフを迎えたホークス、トレイルブレイザーズのGM引き抜きを狙うもあえなく撃沈
ポール・ミルサップと再契約するか、チーム再編かの決断 2014-15シーズンに年間60勝に到達し、東カンファレンス1位通過を果たしたホークスだが、それ以降は衰退の一途を辿りつつある。 今シーズンは43勝39敗をマークし、東5位でプレーオフに進出したが、1回戦でウィザーズに敗退。今年のオフには主力のポール・ミルサップがフリーエージェントになるため、大型契約を結ぶか、もしくは思い切った再建案を実行するか決断しなくてはならない。 シーズン終了後、ホークス指揮官のマイク・ブデンホルツァーは、兼任していたGMを辞任。クラブ方針が再建に傾いていることに嫌気が差し、自らの意志で編成責任者から退いたとの報道もある。これが事実かどうかは分からないが、新たなGM探しを始めたホークスが、トレイルブレイザーズGMのニール・オルシェイの引き抜きを狙ったと、『The Vertical』のエイドリアン・ウォジナロウスキーが伝えた。だが、同記者によれば、ホークスからオルシェイとの面談の許可を求められたブレイザーズは、この申し出を即座に断ったという。 オルシェイはNBAの中でも辣腕GMとして知られ、その決断の背後には一つひとつ明確な意図が見られると評価されている。 ホークスからしてみれば喉から手が出るほどに欲しい人材だろうが、あまりにも事を急いだ感は否めない。ブデンホルツァーの後任が誰になるにせよ、球団の未来を決める上で重要なオフを迎えることになりそうだ。
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