第8シードの錦織圭
錦織 全仏開幕前日に会場入り
28日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、第8シードの錦織圭が現地入り。日本時間27日の22時(現地27日の15時)からコート1で約1時間練習し、初戦に向けて赤土の感触を確かめた。 この日、コーチのM・チャン(アメリカ)とダンテ・ボッティーニによるラリー戦、さらにチャンによる球出しで汗を流した世界ランク9位の錦織は、26日に行われたバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)準決勝で同33位のM・ズベレフ(ドイツ)にフルセットで敗退し、今大会に乗り込んでいる。 1回戦はT・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。 上位シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第27シードのS・クエリー(アメリカ)、4回戦で第9シードのA・ズベレフ(ドイツ)か第22シードのP・クエバス(ウルグアイ)、準々決勝で第1シードの王者A・マレー(英国)と顔を合わせる組み合わせ。 全仏オープンでの自己最高は2015年のベスト8で、その時は日本男子で1933年の佐藤次郎以来82年ぶりの快挙だった。昨年は4回戦で地元のR・ガスケ(フランス)に敗れた。
第8シードの錦織圭