同胞対決制し8強のナダル
ナダル 同胞対決制し8強入り
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第4シードのR・ナダル(スペイン)が第17シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に6-1, 6-2, 6-2のストレートで勝利し、2年ぶり11度目のベスト8進出を果たした。 この日、3度のブレークに成功したナダルが第1セットを先取。勢いに乗るナダルは第2セット以降、バウティスタ=アグに1度もブレークを許さず快勝した。 準々決勝では、第5シードのM・ラオニッチ(カナダ)と第20シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。 今季、クレー大会で3度のタイトルを獲得しているナダルは、全仏オープンで2005年から4連覇、2010年から5連覇を達成している。今大会では史上初となる10度目の頂点を狙う。 今大会は、初戦で世界ランク45位のB・ペール(フランス)、2回戦で同46位のR・ハーセ(オランダ)、3回戦で同63位のN・バシラシヴィリ(グルジア)をいずれもストレートで下して4回戦に駒を進めていた。 一方、同胞対決に敗れたバウティスタ=アグは、全仏オープン初のベスト8進出とはならなかった。
同胞対決制し8強のナダル