8強を逃したラオニッチ
ラオニッチ 激闘に敗れる
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードのM・ラオニッチ(カナダ)は第20シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)に6-4, 6-7 (2-7), 7-6 (8-6), 4-6, 6-8のフルセットで敗れ、3年ぶりのベスト8進出とはならなかった。 この日、カレノ=ブスタの3倍となる84本ものアンフォースドエラーを犯したラオニッチは、4時間17分で力尽きた。 26歳のラオニッチは、全仏オープンに6度目の出場で、2014年にはベスト8へ進出。昨年は4回戦でA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)にストレート負けを喫した。 今大会は、初戦でS・ダルシス(ベルギー)、2回戦でR・デュトラ・シルバ(ブラジル)に勝利。3回戦では、G・ガルシア=ロペス(スペイン)の途中棄権によりベスト16進出を果たしていた。 一方、勝利したカレノ=ブスタは準々決勝で、第4シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは、4回戦で第17シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
8強を逃したラオニッチ