ハーバード大学の講義に参加していたピケがスペイン代表に合流
ハーバード大学で5月31日から4日間にわたって開催された”エンターテインメント、メディア、スポーツにおける経営学”を受講していたFCバルセロナのジェラール・ピケは、4日午後に行われたスペイン代表のトレーニングに合流した。午前中はジムでの調整に専念したが、午後からは他のメンバーと共にフルメニューを消化している。 スペイン代表のフレン・ロペテギ監督のもと行われた午後のセッションは公開形式だった。この日注目されたのは、レアル・マドリードのサポーターたちが、ピケをどのように迎えるかである。 彼らはチャンピオンズリーグ(CL)の優勝セレモニーにおいて、「ピケのくそ野郎、王者に挨拶しろ」と大合唱を繰り広げていたからだ。しかし実際には、マドリード全体がカーディフで勝ち獲った勝利の余韻に浸っており、同じくマドリード州にあるラス・ロサスまで代表チームを見に来た観客はごく僅かであった。そしてその少ない人々も、ピケがピッチに現れると、拍手やチャントで迎えている。 この日R・マドリードのサポーターたちはどこにいたのだろうか?彼らはCL優勝記念イベントのため、マドリード中心部やサンティアゴ・ベルナベウに集まっていた。これらはスペイン代表チームのトレーニングと同じ時間帯に開催されている。 R・マドリードからスペイン代表に招集されている6人は、ロペテギ監督から合流開始を先伸ばしてもらった。そのうちマルコ・アセンシオ、ナチョ、アルバロ・モラタの3名は、コロンビア代表との親善試合(7日)に向けて、6日までに試合会場のあるムルシアに合流することになっている。 出場時間の長かったセルヒオ・ラモス、イスコ・アラルコン、ダニ・カルバハルの3名は、コロンビア戦には召集されておらず、8日に合流する予定だ。