引退表明後初戦の宮里藍は、上田桃子&18歳アマと予選同組に
◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前情報(6日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6538yd(パー72) 開幕を2日後に控えた6日(火)、予選ラウンドの組合せが発表され、引退表明して初の大会となる宮里藍は、上田桃子と18歳アマチュアの高橋彩華と2日間同組でプレーすることになった。大会は8日(木)からの4日間で争われる。国内ラストゲームとなる可能性もある大会で、平日に行われる予選から注目は加速しそうだ。 上田は宮里の背中を追うように2008年から米女子ツアーに本格参戦し、ともに世界で切磋琢磨した間柄。宮里はペアリングについて「個人的に桃子とは回りたいと思っていたのですごく嬉しいです」と話した。 もう一人の高橋は、昨年の「日本女子アマ選手権」を制した新潟県出身の18歳だ。宮里はプロ転向前に4年連続で今大会に出場していた経緯もあってサントリーと所属契約を結んでおり、かねてからアマチュアに出場機会を与えてきた主催社の意向に沿ったペアリングとみられる。 自ら引退会見で国内参戦の「一区切り」と言明した大会。5日(月)の時点で報道陣が40人が詰めかけるなど注目が過熱している。 宮里は今季これまで、「ダイキンオーキッドレディス」「ワールドレディス選手権サロンパス杯」「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で国内女子ツアーに出場。それぞれ成績にかかわらず、4日間大会では7000人以上、3日間大会では5000人以上のギャラリー増を果たしている。 宮里にとって、大会主催社のサントリーは2003年のプロ転向以来、所属契約を結ぶスポンサー。また、今大会はまだ中学生だった2000年に初出場し、14歳11カ月に史上最年少(当時)でプロツアー予選通過を果たした大会でもある。
予選組み合わせが発表された6日も、宮里藍はコースチェックに余念がなかった