通算1,100勝目をあげたフェデラー
フェデラー 通算1,100勝目
男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)がラッキールーザーの杉田祐一を6-3, 6-1のストレートで下して初戦突破を果たし、ツアー通算1,100勝目をあげた。 前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)で初戦敗退を喫したフェデラーはルー・イェンスン(台湾)の棄権により、予選敗退の杉田と対戦。 この日、8本のサービスエースを叩きつけたフェデラーはファーストサービスが入った時に90パーセントの高い確率でポイントを獲得。終盤ではブレークバックを許したが、わずか52分で勝利。相性の良いゲリー・ウェバー・オープンで2年ぶり9度目の優勝へ向け好スタートを切った。 2回戦では、M・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは1回戦で予選勝者のL・ラコ(スロバキア)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日の1回戦では第3シードの錦織圭、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのL・プイユ(フランス)、第7シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)も2回戦へ駒を進めた。 前週のメルセデス・カップ1回戦でフェデラーを破る金星をあげた元世界ランク2位のT・ハース(ドイツ)はB・トミック(オーストラリア)にストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
通算1,100勝目をあげたフェデラー