日本での対戦成績はダルビッシュに軍配
田中将大とダルビッシュ有の日本時代の直接対決は4度。結果は、田中1勝3敗、ダルビッシュ2勝1敗(1勝は武田久投手)と勝敗成績ではダルビッシュに分がある。
初対戦は、田中のルーキーイヤーとなる2007年9月19日。2年先輩のダルビッシュに軍配が上がった。2度目の対戦はその1週間後。8回1失点でマウンドを下りたダルビッシュを向こうに回し、一歩も引かず9回1死まで日本ハム打線を抑え込んだ田中だったが、田中賢介に四球を与えると、稲葉に痛恨の同点タイムリー2ベース、坪井に逆転タイムリーを許し、惜しくも敗戦投手となった。3度目の対戦は2年後の2009年。ともに8回まで投げ、1失点に抑えた田中がダルビッシュとの投げ合いを初めて制した。
日本での最後の対戦となった2011年7月20日の対戦では、すでに球界を代表するエースとして君臨し、メジャー入りは秒読みと言われていたダルビッシュと、この年に19勝を挙げて初の沢村賞を獲得する田中のエース対決に注目が集まり、試合開始直後に当日券が売り切れ、44,826人の札止めとなった。
今季の成績は田中が14試合を投げて5勝7敗、防御率6.34。右肘手術から復帰したダルビッシュは15試合を投げて6勝5敗、防御率3.35となっている。
通算5度目、メジャーでは初の対戦となる両者が投げ合う、ヤンキース対レンジャーズ戦は23日午後7時5分(日本時間24日午前8時5分)にプレーボール。