臀部の痛みで途中棄権した錦織
錦織 臀部の痛みで途中棄権
男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの錦織圭は臀部の痛みにより途中棄権した。試合後、大会のフェイスブックに「ゲームカウント2-2の時点で臀部に痛みを感じた。試合を続けることが出来ず、申し訳ない」と錦織のコメントが掲載された。 この日、世界ランク38位のK・カチャノフ(ロシア)と対戦した錦織は、第5ゲームでバックハンドを打った際に左腰付近をおさえた。このゲームが終了すると、トレーナーの治療を受けて第6ゲームに臨んだ。しかし続行することが出来ず棄権を申し入れ、7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に不安を残した。 ゲリー・ウェバー・オープンでは2015年にA・セッピ(イタリア)との準決勝で途中棄権、2016年はF・マイヤー(ドイツ)との2回戦前に棄権。また、ウィンブルドンでも2008・2015・2016年にリタイアを余儀なくされた。 一方、思わぬ形で8強入りのカチャノフは、準々決勝でA・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは2回戦でM・ユーズニー(ロシア)をフルセットで破っての勝ち上がり。
臀部の痛みで途中棄権した錦織