2009年時のマルディーニ
伝説のDF 1日でテニスプロ引退
元プロサッカー選手でセリエAのACミランに所属していたレジェンド、パオロ・マルディーニ(イタリア)氏は、27日に行われたアスプリア・テニスカップ(イタリア/ミラン、ATPチャレンジャー)のダブルスでプロテニスプレイヤーとしてデビューしたが、翌28日に自身のインスタグラムを更新し「現実に戻る」とわずか1日で異例の引退を示唆する投稿をした。 49歳の誕生日にデビュー戦となったマルディーニは、元プロテニス選手のステファノ・ランドニオ氏とペアを組み、ワイルドカードでダブルスに出場。 しかし、T・ベドナレク(ポーランド)/ D・ペル(オランダ)組と対戦するも、5度のブレークを許して1-6, 1-6の完敗を喫し、わずか42分で敗れた。 翌日のインスタグラムでは、プレー中の写真と共に「ATPチャレンジャーでの最初(最後)の試合は素晴らしい経験だった」と、プロテニスプレイヤーとしてのキャリアにわずか1日で終止符を打つ内容が綴られていた。 マルディーニ氏は、ACミランの象徴とも呼ばれた伝説のディフェンダーで、長きにわたりチームに貢献。2009年に引退するまでACミラン一筋を貫き、セリエA優勝7回、UEFAチャンピオンズリーグ(UEFAチャンピオンズカップ含む)優勝5回など多くの偉業を成し遂げた。
2009年時のマルディーニ