初戦突破を果たした錦織圭
錦織 サービス好調で芝好感触
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会初日の3日、男子シングルス1回戦が行われ、6年連続6度目の初戦突破を果たした第9シードの錦織圭は会見で「(サービスが好調だと)気持ちいいですね。今日もいいサーブが入ったので、(この感覚は)ハードやクレーでは味わえない」と芝での戦いに好感触を得ていた。 この日、世界ランク102位のM・チェッキナート(イタリア)を6-2, 6-2, 6-0のストレートで退けた錦織は8本のサービスエースを叩き込み、ファーストサービスが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークを許さず、1時間12分で快勝した。 「サーブはまだまだ課題なので、安定したフリーポイントが増えればグラス(芝)では楽な試合が出来る」 2回戦では、世界ランク122位のS・スタコフスキ(ウクライナ)と対戦する。スタコフスキは1回戦で同81位のJ・ベネトー(フランス)を下しての勝ち上がり。 2014・2016年にベスト16へ進出している錦織は上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第18シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第7シードのM・チリッチ(クロアチア)、準々決勝では第4シードのR・ナダル(スペイン)と顔を合わせる組み合わせ。 その他の日本勢ではアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾った杉田祐一とダニエル太郎が1回戦に臨む。
初戦突破を果たした錦織圭