松山のバッグを担いだ早藤将太
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海外で修業を積む松山英樹の後輩たち

◇米国男子◇CIMBクラシック◇TPCクアラルンプール(マレーシア)◇7005yd(パー72) 今季初戦を5位で終えた松山英樹。周囲には東北福祉大の後輩たちの姿があった。同じゴルフを志す彼らにとり、松山は近くて、とっても遠い先輩だ。 マレーシアで松山のバッグを担いだのは、明徳義塾中・高、東北福祉大と、松山と同じルートを歩んできた2学年下の早藤将太。練習日に話を聞いていると、「今度、中国にも来てくださいよ」と言われた。これは2週間後に行われるWGC(世界ゴルフ選手権)の話ではない。早藤は昨年から、チャイナツアー(旧PGAツアーチャイナ)に参戦して腕を磨いているのだ。 TPCクアラルンプールでの松山との相性も上々だった。かつて、これほど率直かつ遠慮なく松山に意見するキャディを見たことがない!と感じるほどだ。松山も「キャディと選手というよりは、プレーヤーとプレーヤーという目線でやっているからうまくいっているのかな」と認める稀有な存在となっている。 また、松山の1学年下の須藤裕太が観戦に訪れていた。大学卒業後の2015年からフィリピンツアーに参戦し、3年目のシーズンを終えたところ。環境のあまり整っていないフィリピンツアーは「左足下がりのベアグランドのようなフェアウェイから、硬いグリーンで、バンカーのすぐ上に切られたピンを狙わないといけないような難しさがある」という。 悪天候で4時間弱の中断を挟んだ大会2日目。須藤は、松山らとクラブハウスで待機していた。トランプをしたり、昼寝をしたり――。「それまで眠そうにしていたのに、午後2時15分に再開だと分かると、5分後には表情が変わっていた。それが、一番鳥肌が立ちましたね」と須藤は言う。世界で活躍するトッププロの片鱗を見た瞬間だった。 日本人として史上最高の世界ランク3位につける松山を、至近距離で観察する後輩たち。彼らの吸収したエッセンスが、日本のゴルフ界をより強くしてくれることに期待しよう。(マレーシア・クアラルンプール/今岡涼太)

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