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【6月5日(水)~7日(金)】

©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ

敗戦のなかにも、きらりと光った2本のホームラン。

ブランコ選手は、この日はじめてご家族がハマスタにやって来てたんだって。
「家族のパワーは大きい」って、コメントを残していたよ。


「あややぁ…ごかぞく…(ぺくぺく)」


あ、そういえば。
ベイスたん、交流戦も残すところあと少しだけど、なにか大切なこと忘れてない?

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「ベイスたん、ちゃんと、おぼえてるやよ。
こうりゅうせんで、セントラルさんが、かちこしを、なされたら、
ベイスたん、ままと、ぱぱに、おあいできるやよ!
でも、でも、でも……(ぺくぺく…ぺく)」

神さまと約束をした、「セントラル大ちゃんス」。
でもベイスたんは、交流戦でセントラルリーグの調子が良くないことを
知っているようです。

©️カネシゲタカシ

テレビさんは、ここまでの交流戦のセパ勝利数を集計しています。
でも ベイスたんは、 結果を知るのが、少しこわいようです.。

©️カネシゲタカシ

「あややぁ…」


残りの試合数を考えると、セントラルさんがパシフィックさんに勝ち越すことは、
とても むずかしいことになってしまいました。


「あ、あ、でも…でも……!
まだ、しょうぶが、きまったわけでは、ないやよ!

それに、それに、たとえ、だめだったとしても……」

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テレビさんは、それを拾い上げました。

「あ、これハ……」

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それは、ベイスたんがママとパパに会ったときに渡そうと思っていた
一枚の手紙でした。


「こんなの、書いてたんダ…」

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空には、ながれぼし。

ベイスたんのお願い、かなうといいね。
奇跡よ、おこれ!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。