ひとつ前のお話はこちら

【6月8日(土)】

壮絶な打ち合いとなったこの日の試合でしたが、
最後はオリックス・李大浩選手の2ランホームランで勝負が決しました。

©️カネシゲタカシ

でもベイスターズも、ブランコ選手がホームランを打ってくれたんだよね。
ベイスたんは、シウマイをひとつもらいました。

【6月9日(日)】

この日のベイスたんは、試合前に、オリックス・バファローズの公式ツイッターさんと
たのしくおしゃべりをしていたようです。

©️カネシゲタカシ


ベイスたんの想像のなかで、公式さんがえらいことに…。


さあ、試合はどうなったのかな?

©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ


悲しみのなかに、「ぽくっ」ときこえた、幸せの音。

ベイスたんは 心のなかでこの音を、ずっとずっとならしつづけるのでした。
次に勝つ、その日まで…。

【6月10日(月)~11日(火)】

おなかがすいたベイスたんは、おほしさまを1つ、たべました。

「おほしさま、うまうまやよ!
ベイスたん、おそうじ、するやよ!(ぴょーん)」

試合のない二日間でしたが、ベイスたんにはハマスタきれいにするという
大事なお仕事があります。

「あやや~、でも、でも、ちこっと、きょうは、あついやよ!」

©️カネシゲタカシ


そのとき、遠くからの声がしました。

「コラッ、ベイスたん!おそうじサボって、なにやってんの!
それに、噴水でそんなことしちゃダメでしょ!」

「あやや!おねえたんが、おこってらっしゃるやよ!(ぷるぷる、もちもち)
ベイスたん、かくれなくっちゃ!」

©️カネシゲタカシ

「ヒトデさんの、ものまねやよ!(ざぶざぶぴょーん)」


どんどんお調子者に成長するベイスたんでした。

リンクはこちら

ひとつ後のお話はこちら

カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。