【速報】錦織敗退 ラケット破壊
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は21日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの錦織圭は世界ランク76位のT・ベルッチ(ブラジル)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退。第1セットを落とした時には怒りでラケットを破壊した。 この日、クレーコートを得意とするベルッチのストロークに押された錦織は、第9ゲームでブレークを許す。続く第10ゲームでサービスキープされると怒りをあらわにし、第1セットを落とす。 続く第2セットも試合の流れが地元のベルッチに傾き、錦織は第1ゲームでブレークされる。第4ゲームでは粘りを見せてベルッチのミスを誘いブレークバックに成功するも、その後の第7ゲームで再びブレークを許して、初戦で姿を消した。 世界ランク5位の錦織は、今季開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランド スラム)では4回戦でR・フェデラー(スイス)に敗れたが6年連続でベスト16に進出。 今年は、4連覇を達成したメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)をスキップしてアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)とリオ・オープンのクレー2大会に出場。 前週のアルゼンチン・オープンでは、決勝で過去5連勝中のA・ドルゴポロフ(ウクライナ)にストレートで敗れたが、今季2度目の準優勝を飾っていた。 一方、勝利したベルッチは、2回戦で世界ランク85位のT・モンテイロ(ブラジル)と対戦する。 今大会の上位シード勢では昨年覇者で第3シードのP・クエバス(ウルグアイ)と第8シードのJ・ソウサ(ポルトガル)も初戦で敗れている。
初戦で姿を消した錦織