2年連続8強のティエム
ティエム8強 大会初Vに前進
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのD・ティエム(オーストリア)が世界ランク97位のD・ラヨビッチ(セルビア)を6-2, 7-5のストレートで下し、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。 この試合、ティエムは5度あるブレークのピンチを全てしのぎ、自身はラヨビッチのサービスゲームを3度破って1時間17分で勝利した。 準々決勝では世界ランク51位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、ティエムの2連勝中。前回は昨年のリオ・オープン2回戦で対戦し、ティエムが7-5, 7-5のストレートで勝利している。 23歳のティエムは、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初のベスト16進出を果たしたが、第1シードで臨んだソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)では、世界ランク87位のN・バシラシヴィリ(グルジア)に敗れ初戦敗退。 続くABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)には第2シードで出場するも、準々決勝で予選勝者のPH・エルベール(フランス)に敗れる苦しい戦いが続いていた。 今大会は第1シードの錦織圭、第6シードのD・フェレール(スペイン)、第7シードのP・ロレンジ(イタリア)、第8シードのJ・ソウサ(ポルトガル)らシード勢が相次いで敗退しており、世界ランクトップ20位以内はティエムのみとなった。
2年連続8強のティエム